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満濃池のユル抜きとひとみの来訪を無理に同じ記事にしてみる

ひとみちゃんが夜一人でボクの研究室にやって来た! この日は午後8時には帰るつもりだったけ ど,帰らなくてよかった!

6月13日月曜日.片想いの失恋から立ち直れないでいたボクは,自然のパワーに癒してもらうことにした.いや,自然ではなくて人工物からだ.

すごくいい天気の中,満濃池に向けてクルマを飛ばした.そう,きょうは年に一度の満濃池のユル抜きだ.このため池の修復拡張工事に(わが家と同じ宗派である)真言宗の弘法大師が関与しているという.「空海が郷土入りをすると人々は続々と集まり人手不足は解消し、唐で学んだ土木学を生かして、わずか3ヵ月足らずで周囲2里25町(約8.25km)面積81町歩(約81ha)の大池を完成させました。」(上記サイト).先端知識をもって地域貢献することでは,当時にしてすでに現代の平成香川大学を越えていたわけだ.弘法大師はおそらく,最大フロー最小カット定理なんかも知って最大流問題を解いていたのであろう.(ひじょうに直感的な定理なのでじゅうぶんありえる.)

満濃池に着くと,月曜の真昼というのにひとが多く路肩にはびっしりクルマが停まっていた.ボクがクルマを停めることのできた場所からゆる抜きの見える現場までは歩いて10分くらいだった.もっと遠くにあった駐車場はがら空きだったが.田舎人も距離というコストを最小化するようで,ミクロ経済学の普遍性にあらためて感動した.

12時過ぎに現場に着くと,カステラだのアイスクリンだの出店が数軒あって,お祭りの感じだった.それからまもなくして放水ははじまった.四国新聞の記事は「約三千人の見物客が国内最大のため池から放たれる豪快な”水流ショー”に大歓声を上げた」というが,べつに大歓声はなかったのではないか.少なくとも一斉の歓声はなかった.最初は少しずつ水流が増えて来て「出よる出よる」といった感想を口にするおじさんおばさんはいた.イメージとしては,大きなダムの低い位置の放水口から水が勢いよく出ている感じだ.ボクはダムが好きだからひとまず満足だ.水の音を聞いていることで,失恋の傷は少し癒された.わざわざ車いすで見に来ていた爺さん婆さんなど恩恵を受けている土地の人には,単なる暇つぶしを越えて感慨深いものがあるのだろう.

夕方,ひとみちゃんに「本を返したらひとこと連絡のメールを入れておいて」とメール.本とは,貸してあった『女から口説く101の恋愛会話』(中谷彰宏 著)だ.その日はひとみは来ないと思って,自分は帰るつもりでメールしたわけだ.すると 2110,ドアのノック.ひとみだった.一人きりで来るのは珍しくないか.その時間まで授業があって友人も一緒だったけど,研究室にはひとりで来たという.もしかしてボクに抱かれたいとか思ってひとりでボクを口説きに……などということは一切考えず,ソファーに座るようにも薦めない,なんとも愛想の悪いボク.ま,愛想悪いのはいつものことなんだが,「ひとみもボクの片想いの相手」などと書いた直後だったので落差が激しくて失望させたかも.ソファーは部屋の奥にあるとか,本返したらすぐ出て行くと思ったとか,言いわけはできるけど.

もうあんまり会えない,いやほとんど会わないことになるのかなと思ったので,形見として要らない本でもやろうかとボク.ひとみは借りていた口説き本が欲しいと言う.「いや,それボクが持っておくから他の本にしよう.うう~,あんまりないなあ.そうだこの雑誌はどう?」ゴミ箱から取り出したのは,平成香川大学の学生が作った UniPress という休刊中の学生誌だ.セクシャル・ハラスメント委員の仕事の一環で,ついさっき農学部セクハラ関連の記事をコピーマシンでスキャンして pdf ファイルをメールしたところだった (どうでもいいが,なぜあれは200dpi しかできないのだ).ひとみはゴミになるので雑誌は要らないと言いつつ,おもしろがってしばらくその記事を読んでいた.ボクはせっかくなのでセクハラの記事にかこつけて,良いセクハラ (注) でもしようと思って彼女の側に寄って行った.

注: 最近はセクハラ概念が広がりすぎたので,もっと限定しようという動きがあるのは周知の通りだ.が,拡大した概念への対処法はそれだけではない.わが大学ではボクの発案で世界に先駆けて「悪いセクハラ」「良いセクハラ」あるいは「楽しいセクハラ」という概念を導入することになっている.気持ちのいいのは良いセクハラということでいいかしらん.4年後にはこの平成香川大学式の用語が世界をリードすることになるだろう.なに? 「良い嫌がらせ」という単語の組み合わせはほとんど矛盾で不適切だって? 「良い」とか「悪い」ではなくてその良さあるいは悪さの内容を表現した概念でないと安易すぎるって? そんなもん知るか.文部科学省だって「特色 GP」とか Good Practice という言葉使ってるじゃないか.なにが「特色 GP」だよ,このアホ!

だが,日が悪すぎた.きょうは暑い中を歩き回ったせいで身体が汗でべたべたなのだ.ボクの身体の表面を境界とする最小カット容量に一致する最大フローとまではいかないが,だいぶ放水した,いや,発汗した.いずれにせよ女の子に近づける身体じゃない.そんなことに気づいてボクはすぐに彼女との距離を取り戻した.ふたりがべたべたできなかったのは,(ひとみちゃんの意思を除けば) ひとえにボクのからだがべたべただったからである.残念.そこで耳にした個人的な会話といい (パーソナルな内容なので秘密) このタイミングの悪さといい,損した気分.ひとみは2125まで居た.

表題の満濃池とひとみを強引にリンクさせるとしたらどうすればいいか.触媒は『女から口説く101の恋愛会話』にある.つまり
満濃池のゆる抜きに行って,帰りに抜き抜きしてあげる
といった口説き文句を言ってくれればいいのだ.オヤジギャグ風で洗練されていない上に解釈が多様すぎて意味もほとんど不明な言葉ではあるが,男性がいい気分になってあるいは吹き出して,ひっかかってしまうであろうことはまちがいない.

さあ,みんなで声を合わせて弘法大師さまといっしょに言ってみよう.「ゆる抜きで抜き抜き!」

【2005/06/16 16:07 】
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