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期末試験日のキスとか握り合いとか身体検査とか: 6月7日の授業裏ログ

ひとみちゃんは 1515 ころにやって来た.F も一緒におかしを持ってやって来た.例の体験参加(?)の高校生もまもなく合流.ポニーテールがかわいらしいひとみが「やる気なさそうですね」とボクに言った.そうか落ち込んでいるとやる気なさそうに見えるのか.「恋人にでも振られたんですか?」「まあ,そんなところだけど.」こいびとというよりは,片想いの相手なんだけどね.そういえばひとみもボクの片想いの相手のひとりだった.ひとみを抱きしめることができれば,だいぶ気持ちも落ち着くかもしれない.朦朧とした意識の底でそんなことを考えつつ,ボクはホワイトボードの前に移動した.「じゃ,質問は?」

試験に出るいくつかの問題と,試験に出ないいくつかの問題について質問に答えた.「クラスカル法とプリム法はどちらが出ますか? どんなふうな聞き方をするんですか?」出ない問題について落ち込んだ状態で答えるのは簡単ではない.「まあ,どちらでもいいから最小木を求められればいいかな.どちらのアルゴリズムでも結果は同じだし.いや,最小木の辺になった順番とか聞くかもしれないなあ」などと言いつつひとみの目の前の箱入り紅茶を取り上げて香りを嗅ぐボク.「あ~,あたしの! ま,飲んでもいいですけど.」あの~,匂いを嗅いでみただけなんだが.すると阿知乃 (仮名)が「間接キスですよ!」と.「きゃ~!」とひとみ.間接キスか,それもわるくないな.ストローだからほぼ確実にひとみの唇が当たった部分にボクの唇が当たるわけだし.喉乾いたし.「もっと確実に出るのはダイクストラ法の方だから……じゃ,もらうけどいまは口の中がチョコだらけだから後で飲むわ……ストローじゃなくてヒモを引っ張って行くやつ.表をちゃんと埋められるかな?」チョコレートの味のする紅茶も悪くないかもしれない.ま,でも,やっぱ,少し気持ワルイわな.ボクはチョコレートのなくなった口でストローをくわえて紅茶を飲んだ.高校生が「…….」やっぱ何も飲み物なしでチョコレートとベビースターラーメンはきついよな.どん底から少し脱出.

負けてられないと思ったか,阿知乃は盛んにベビーラーメンをボクのために買って来たのだと力説する.ボクが「阿知乃」と呼んだことにも気を良くしている.「先生がこの焼きそば味のおいしいって言ったから……」「ああ,うれしいよ.もらうよ.」「だから単位くださいね.」「知らないよ.ラーメンだけちょうだいよ.」「じゃあ,ベビースターラーメンあげません.」「しょうがないなあ.じゃあ,いらないよ.」「ええっ! もらってくださいよ.試験簡単なんですか?」「ああ,簡単かんたん.満点とってね」と言いつつストローでひとみの紅茶を飲む.ひとみ「ぜんぶ飲まないでください.」

質問は済んだと言ってひとみと阿知乃は出て行った.テキストも置いて服も脱ぎ捨てて出て行った.出る前にわざわざ「紅茶の残りぜんぶ飲まないでくださいよ.私も飲むんですから」と念を押すひとみ.「そりゃ無理だよ.もうほとんど残ってないじゃん.」ほんとにカップ半分ぶんも残っていなかった.だいぶ生温くなってるし,ボクの唾液が流れ込んでるかもしれないし…….ボクの唾液を飲みたきゃもっと直接的な方法を使えよ.というわけで,ふたりが出るとボクは速攻で飲み干してしまった.ははは.

その後しばらく女子学生二人と高校生ひとりを相手にしていた.「なんでひとみや阿知乃のことばかり書いて私たちのこと書いてくれないんですか」と叱られそうだが,まじめに質問に答えていただけなんで裏ログに載せるには不適切というだけの話だ.デパートのショップで働く奈緒は高校生の横に座って一生懸命高校生に教えてもらっていた.ラウンジ(?)で働く M はひとりで一生懸命復習していた.

1800前に機密書類を受け取りに来たある夜間学生.「問題は先生の推薦書がマイナスにならないかどうかです.どうして平凡助教授に推薦書を頼んだと聞かれたら,言葉に詰まってしまいそうで.」「いちばん厳しい先生だから頼んだと言えば.」

ボクが席を外している間,学生たちは猥談で盛り上がっていたようだ.ボクが戻ると,「上半身はだかで試験を受けるから合格にして欲しい」と奈緒が言ってたとだれかが言った.戻って来たひとみは紅茶がなくなっていることに文句を言った.だってすぐなくなるといっただろ.

さて,全員そろった.「これとこれとこれは出る.クラスカル法とプリム法は出ないよ.こいつも出ない.」「え~,出ないんですか.あんなに一生懸命やったのに.」「うん,出ない.まだ時間欲しいか?」「試験できなかったら,再提出とか認めてくれますか?」と奈緒.「あのなあ,そんなむずかしくないから.それに上半身裸で試験受けてもいいけど,単位には影響しないから無駄だぞ.」女子学生の裸だけじゃあ不十分だよなあ.いや,もっと凄いことをしても単位とは交換出来ないしなあ.奈緒「わたし試験中に裸になるって言ってませんよ.先生と二人だけなら脱いでもいいと言っただけです.単位もらえるならやりますよ.」そうだよなあ.裸で受験しても「なんだこいつ」ってことで,お笑いにしかならないよなあ.二人だけだったらたしかに---じつは奈緒もボクの片想いの相手のひとりだし---少しは真実味あるかな (そのばあいでも単位には関係ないんだけどね),などと考えてにやけるボク.世には女子学生に研究室で脱がれたら負けだという説がある.ひじょうに不利な立場に追い込まれるということらしい.そんなもん勝手に脱いだ方の責任だろ,いい加減にして欲しいよと言いたくなる説だが.やっとボクにもその不利になる番が巡って来たかもと,うれしくなった.不利な状況に追い込まれたときこそ,すばらしい知恵が湧いて来るものだ.いざ,行かん! そこへ男子学生「オレも裸になるんで単位ください.」

そういえば「奈緒でもいいぞ」ときょうボクが言ったら「《でも》じゃあダメです」と言われた.あれはなんの話だっけ.ひとみに何かをやってあげるはなしだったっけ.奈緒もプライド高い女なのだ.《片想いの相手のひとり》では満足しないだろうな.

試験開始.質問が出る出る.「この答でいいですか?」「ああ,正しいかもねえ.かんちがいしてるかもねえ.」「どっちなんですか?」「さあ,どうなんだろうね.問題自体がヒントになってるからね.」

一時間も経っただろうか,ひとみちゃんがまたまっすぐに手を挙げた.「どうですか? 出来てますか?」早く終えて明日の試験の準備を始めたいという.ざっと見たところ,まちがいはなかった.問題が簡単すぎたかもなあ.ボクはひとみの目を見つめつつ頷き,思わず頭をなでなでした.ひとみはボクが墓場まで想い出として持って行きたいくらいうれしそうな,無邪気な表情をした.(もっとも視覚の記憶力が弱いので,もう曖昧にしか思い出せないが…….) 「全部できてる?」「それは分からないけど,ぱっとみたかぎりでは出来てそうだね.」ということでひとみは提出することにした.後ろから男子学生 A がボクを突く.自分のも見ろと.「A もなでなでしてもらいたいのか?」と頭をなでる.「こら,ちゃんと見ろ!」

あちらからは阿知乃がボクを呼ぶ.脚が痛いと言って出した足には,靴の中に隠れてしまうストッキング状の足袋を履いている.「なんだよ,その足袋は?」いま流行っているらしい.夏にストッキング履くと足が蒸れるがストキングを履かないと靴が汚れやすい.そういうところの需要を見込んでの商品だろうか? まあ,それはいい.脚が痛いと言ってボクに「てもみん」マッサージを求めているわけではなさそうだ.頭をなでなでされるくらい出来ているかどうか見てくれということらしい.

そんなわけで,最初に提出した3人は満点だった.問題が簡単だったにせよ,そして試験中のヒントもあったにせよ,なかなかよい出来だ.ひとみは小学校以来の満点とか言って喜んでいた.まだ終わっていない奈緒はだんだんプレッシャーを受け,時間を気にしはじめる.「時間は気にしなくてもいいぞ」とボク.どれどれと答案を提出した男子学生が邪魔をしに行く.「おい,あんまり教えるなよ.」女子学生 M も奈緒の目の前に行ってしゃがみ込む.「おい,お尻見えてるよ.」もうちょっとゆっくり観察してから言っても良かったかもしれないが,悔いはない.ジーンズの上から現れるおしりの上部 (きっとなにか単語があるはずだが) なんだが,ひとによっては興奮するらしい.

けっきょく,6人の点数は60点満点で 54, 55, 56, 60, 60, 60 点だった.全員9割をクリアーした.なんだ出来てるじゃないか.最難関と言われるボクの授業にしては信じられないほどよい出来だ.さすがこの科目を落とせない4年生以上が揃っていることもあって,モーティベーションがちがう.そうだよなあ.祭日のこどもの日にも補講してたしなあ.

男子学生 A がボクが開けていなかったベビースターラーメンを開いて食べはじめる.「あ~,ボクの!」みんなが笑う.A は無理矢理ボクの口にラーメンを入れる.「さっきトイレ行って洗ってない手ですみません,せんせい.」「試験問題が簡単だったかもしれないけど,同じ問題でももっと大きなクラスだったら半数は落としてたと思う.良く出来てる.」「大学の授業っていう感じがすごくしました.試験はそうではなかったけど」と言ったのはひとみだったろうか.洗ってない A の手を手始めに,ひとりひとりに握手.抱き合って喜ぶのもいいかもしれないが,違いの分からないひと (特に外部の) がエッチとか言い出すかもしれないのでとりあえず希望者に握手というわけだ.(じつはボクは手の状態が悪くて握手に抵抗があることが多い.) いろんな意味で感動の奈緒には「男と女だから指を絡めてするかい?」と聞くと,「これって恋人握りですよ」と言いつつ二度応じた.恋人というより,戦場で生き残った兵士が手を取り合ってるような感じがするんだが.二人きりだったらもっといいムードになったのだろうか.「また研究室に会いに来ていいですか」と奈緒.「いいけど,あんまりいないぞ」と乗り気でなさそうに答えつつ,来い来い来い来い恋来いと百回心の中で唱えた.阿知乃は手を出しつつも避けてるような感じがしたので腕相撲握りで行こうとしたら,ちゃんと普通にやってと言われた.最後のひとみも指を絡めずに普通に握手.ストローを通した間接キスよりも指を絡める方が抵抗あるということだろう.こういうのはいちいち確認しないと分からないものだ.

学生たちが出て行ったのは21時前だった.研究室に取り残されたボクを片想いの相手に振られた傷がふたたび襲った.その夜,ひさしぶりの深夜ドライブにボクは向かうのだった.

「あてもない深夜ドライブ」につづく.

追記何か重要な史実を書き落とした気がしていたが,思い出した.記事を読み返して,奈緒との進展がなんとなく強引な感じがしてたのだ.18時前に来客があったころのことだったか.ボクと奈緒は研究室前の廊下に出た.人工ではないという日焼けがやけに奇麗な奈緒は,絹のような光沢のある生地のパンツを履いていた.そういえば数週間前の腕のタトゥーは消えていた.「そのズボンいいじゃん.脚細く見えるね.実際はそうでもないのかな?」「失礼な.でも,けっこうあるんですよ」と自分の太もものまわりを両手で挟んで測る奈緒.「先生の方が細いんじゃないですか?」と言って,(記憶が曖昧だがたしか) 奈緒はボクの太ももの周りも両手で測りはじめる.「おい,急に触るなよ」とは言わなかったが (ということは許可を与えたのか? 記憶が曖昧).どうでもいいが紳士服の店に勤めてるからクセになってるんだろうか (メジャー使うはずだからちがうか).じゃあ自分もということでボクは「あんまり変わらないかもねえ.測らせてもらってもいい?」と許可を得て,奈緒の太ももの周りをボクの両手で挟む.いったい廊下でボクらは何をやってるんだ.目撃者いたらあらぬ誤解を受けそうで危ないなあ.で,計測結果はボクとあまり変わらない感じだったがよく分からなかった.手の位置がちょっとずれるだけでだいぶ太さが変わるからね.

いずれにせよ個人的にはめったにない貴重な体験であった.昨今,多元的な成績評価が叫ばれている.今後ボクの授業にはこのような身体検査でも採り入れたいといころだ.

【2005/06/11 11:40 】
| 女子学生とつづる純愛アルバム | コメント(1) | トラックバック(0) |
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コメント
まいどコンテンツの掲載どうも.
今回はコンテンツを提供しづらいので,私のサイトに載せて,そこへリンクします.
授業にたいする学生の感想です:
http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~reiju/courses/05/graphs05.html#voices

あと,香川大学 Web サーバー利用ガイドラインの改訂にともない,私のサイトは近々粛正されるので,コンテンツの受け入れをよろしく.
【2005/06/16 16:51】
| URL | れいじゅ (平凡助教授のモデルのひとり) #2w6kpvbM[ 編集] |
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