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さて前回は「平凡助教授」を自称するリアルな人物 (?) HRM に寄稿してもらった.もちろん「平凡助教授」は複数の人物をモデルにしているため,リアルな人物と一致するわけはない.惑わされた読者はいなかっただろうか. 先週末は出身大学から寄付しろと言って来た.(年に何回も言って来る,ボクが学部を卒業した国内私立大学ではない.そちらは同窓会の永久会費を除けば,過去十年に3万円も寄付してないかも.こちらも国内大学勤務だし,マーケットが競合するからねえ.) ボクも教わった教授がノーベル章を受賞したからだ.米国にある本国司令塔は,日本で人脈のいちばん太い出身者を指名して,「あなた,浄財集めのお手伝いしたいでしょう?」「スペインじゃ最初言って来た三人だけでも 550 万円出すそうよ!」とやったようだ.のちに本国からも依頼が届いたわけだが,最初の依頼は同窓生国内ネットワークの最高次数ノードにあたる人物からだった. その人物からの依頼は,メールとはいえこちらを「先生」と呼ぶなど普通ではありえない書き出しだったので,「やはり来たか」と身構えて覚悟を決めた.15,000 円くらい払えと言われるのかなあ,まあ仕方ないかなあ……と思いつつ読むと,11万円あるいは 1000 ドルを一口でよろしくとその人物はいう.ケチなボクはたまげたのだけど,本国からの指令によればなんでも学生のためのフェローシップを充実させるという. 本国の掲げる目標を達成するには一口はもっと小額でいいんじゃとかいろいろ考え始めると迷うので,すぐさま 1,000 ドル分のチェックを切って封筒にいれ,「じゃあ送りますから,よろしく」とメールで即答した.当日中に「最初のリスポンスです」と確認が届いたが,最初だからといってプレゼントをもらえるわけではなかろう.
ところで「いろいろ考え始めると迷う」と書いたのは,たとえば,フェローシップが充実してあんまり博士課程の人数が増えても,かならずしも教育の質は上がらないんじゃとか,その他個人的な事情 (自分は数学科で教えて稼いでたこととか) があるからだ. まあ,あんまり書くと「平凡助教授が 1,000 ドルなら,最悪でも 1,050 ドルくらいは寄付しないと格好がつかないな! よし自分は 3,000 ドルだ!」とか思った同窓生の気をくじいてしまうかもしれない.だからこのくらいで止めておきましょう. |
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