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ゴールデンウィーク雑記: パソコン編

ペーパーが一段落したこともあって,ここ数日はパソコンをいじることが多かった.さいきん更新した NeoOffice とか,Mac に付属のアイディアプロセッサ OmniGraffle と OmniOutliner とか.

  • Intel Mac では OS9 を使えなくなったため WriteNow書類を開けなくなっていた.95年まで使っていた英語ワープロだ.それらの rtf あるいは text への変換をゴールデンウイーク直前にやった.大学でやってる eLearning など,特定の高価なアプリケーションに依存することのロックイン問題について少し思うところがあった.
  • そういえば Parallels Desktop プラス Windows Vista も黄金週間前にやっとインストールし,Yahoo! 動画を30分くらい見た.また,WinTpic という描画ソフトをはじめて使って消費者選択の図を描いてみた.そんなに楽とは言えないが,これまで使っていた方法よりは楽かもしれない.結果はきれい.tex ファイルに出力するというのが驚き.
  • NeoOffice (OpenOffice.org の Mac 対応版) は Microsoft Office 2007 Word Files を読み書きできるらしい.Mac の Microsoft 製品より対応が早いみたいだ.こんご Microsoft Office を買うべき理由がまたひとつ消えた.NeoOffice は Intel Mac にネイティブ対応しているせいか (?),以前にくらべて動きが速い.これまでは描画くらいしか使わなかったが,これからは Microsoft Office のかわりに使おうと.(もっとも Office 書類はもっぱら開くばかりで,作ることはほとんどないのだが.)
  • 学生の登録科目一覧エクセルファイル (全学生,全科目分が載る) を NeoOffice の表計算モード Calc で開いてみて思いついた例題.学籍番号 1, 2, 3, 2, 3, 4, 2, 1, 3, 4, 3 といった列がある.それぞれの学籍番号がどれだけの頻度で現れるか,つまり各学生の登録科目数を出したい.「度数分布」などでちょっと調べたら FREQUENCEY といった関数あるいは「分析ツール」を使う方法なんかが出て来たが,どうも使えない.エクセルでも同様だ.「なんだ,表計算ソフトってたいしたことないな」とまた思ってしまった.やるには「自動集計」機能とか,マクロのプログラムを組むとかが必要みたいだ.[追記.「データ> 小計」で簡単にできた.]
  • OmniOutliner でリスト入力したファイルを OmniGraffle で開くとツリー (階層図) が一瞬でできる.これはなかなかすごい.テキストエディタで作っていた研究アイディアファイルも大きくなったので,ここらでアウトライナ (アウトラインプロセッサ) に移すべきか迷っている.論文の構造がツリーになることを目指すのは正しいが,項目べつの分類が複雑な雑多なアイディアをツリー状で記録するのがよいのかどうか.ちなみに,『リサーチマインド経営学研究法』にはアイディアプロセッサについては載ってない模様.
  • ツリーというのは「親」とか「子」とかの概念を使うくせに,家系図とは複雑さにおいてまったくちがう.ツリーではひとつの子の親はひとつしかない一方,家系図ではすくなくとも父と母のふたりがいるためだ.アウトライナーで家系図が描けないか調べてみたが,(テキスト入力したものを自動で家系図にすることは) 無理そうだ.家系図はデータ構造 (というの?) が根本的にちがっているため (?),家系図専用のソフト以外で対応しているものはほとんどないのかも.

そういえば最近 JET に載ったペーパーに,Radner [The organization of decentralized information processing, Econometrica 61(5) (1993) 1109-1146] にもとづいたものがあった.それも階層構造をもつ組織 (というか,情報処理スステム) を考えている.n 個のモノ (求職者たちとか) があって,P 人のひと (企業の採用者たちとか) がいて,いちばんいいモノを選びたい.モノの望ましさにかんする順序付けはみな同じとする.一対のモノとモノを比較する操作を(同時進行をゆるしつつ) n-1 回積み上げて一番望ましいモノを選びたい.組織はひとの階層構造になっていて,各人はそれぞれのモノの中身を知るのに一単位の時間がかかるが,比較自体と結果の報告は時間ゼロでできる.各人は比較の結果を上司に報告する.どういう階層構造にすれば最短時間で処理できるか? 要するにできるだけ並行処理をすすめるような階層構造を選べばいいわけで,答の例はリンク先論文 Figure 2 (page 143) にある.組織の経済学にでてくるゲーム理論・契約理論のモデルにくらべて (たぶん情報科学のモデルにくらべても?),組織の理論としてはひじょうに単純だ.ううむ,将来やるかもしれない研究リストに入れておこう.

追記 (5/5/2007).

大学で Microsoft Office を使うべきか OpenOffice (NeoOffice) を使うべきかという問題は今後重要になるかも.事務関係の書類は罫線が縦横に走った役所風の醜い書式が多いので,完全な互換性は期待しないほうがいいかもしれない.ほかにマクロ (Excel VBA) の問題もある.そういうこと以前に,そういう罫線だらけの醜い書式を強いる連中をぶん殴って処刑するのがなによりも重要だろう.(書式の醜さが堪え難いというのも,ボクが科学研究費を申請しない理由のひとつだ.)

表計算ソフトの「自動集計 (小計)」を利用したことを本文中に追加.簡単だったわけだ.

【2007/05/03 21:53 】
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コメント
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【2007/05/29 01:04】
| | #[ 編集] |
よびかけならオープンでどうぞ.(メールアドレスをくれようとおもって隠しコメントにしたのかな.) ただし,このブログは (国際的に読まれているのと対照的に) 地域的にはあまり知られていないので,効果は低いかもしれないが.あと,どこで掲示するにしても FOSS といっただれも知らない略語は説明を加えたほうがいいです.
【2007/05/29 21:30】
| URL | 平凡助教授 #ySGTZzaA[ 編集] |
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