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大学入試センター試験の監督をやれって?: 「名誉毀損」とはよく分かっておられる

前回記事掲載から一ヶ月近くたった.すでに2個追記をつけた.3個目の追記をその記事に加えるかわりに,新たな記事として投稿することにした.

問題の不良学部の関係者に「たぶん今回も理事にすごく圧力をかけているんじゃないかな」という記述は事実無根と言われたのだ.もともと推測の形でしか書いていない,いちばん弱い部分に文句をつけられた格好だ.だが,そうか? きちんと教授会で決定していなければ圧力をかけていないことになるのか? 「圧力」というのは「圧力団体」という言葉もあるように,政治過程論から抜き出して来た言葉だ.そこではある行為が公式か非公式かということはあまり重視されない.公式の制度を研究することで政治が理解できるとした伝統的政治学と根本的に発想がちがっているのだ.伝統的・法学的な発想でいけば,正式に決定していないことは存在しないことになるのだろう.(だから「圧力団体」も研究対象外になってしまう.「圧力」を実証するためのさまざまな工夫も要らなくなって楽かもしれない.) そういう発想をするひとは多いのかもしれない.個人的には発想のちがいに戸惑うが,べつに伝統的アプローチがまちがっているということではない.特に (前回記事では該当しないが) 責任が問題になるような文脈では,そのアプローチを取るのが妥当なことも多そうだ.

かりにその学部が圧力をかけているというのが事実無根だとしよう.その学部は (過去の行いが悪かったため,「またか」と思われたという意味で) オオカミ少年のように扱われてしまったことになる.それは悪うございました.しかし「またか」と思われたくなかったら,事実にかんして「反論する気にもならない」なんて逃げていてはダメだ.(もっとも,正式でないものを無視するという態度は一貫していてよろしいが.) 反論せよと言ってるのではない.だれも議論なんか求めてはいない.これからでも遅くないので,過去のあやまちをやり直せばいいのだ.助手二三名あるいは教室のデフォルト利用権を少しでいいから GSM に渡すとか,そういうとこから始めるといい.そういうやり直しが積み重ねられ,それらが本当に過去のものとなったとき,こちらも許す気になるのだ.教員の留学を邪魔したといった過ぎ去ったことは仕方ないが,現在進行中のあやまちくらいはどうにかしたほうがいい.

事実無根との仮定を続けよう.「たぶん今回も理事にすごく圧力をかけているんじゃないかな」という (いまだにボクは確信している) 推測は「名誉毀損」だと言われた.それはトテモいい認識だ.その学部の大多数の教員がそう思っているならば希望はある.(本来,学部のような「圧力団体」が学長周辺に圧力をかけるのはあたりまえであり,不名誉なことではないはずだ.今回の件も一般的な言い方をすれば,負担の再分配をしょうということであり,そのかぎりでは圧力をかけることは特に不名誉ともいえないレントシーキングにすぎない.ボクの表現も「圧力をかけているんじゃないか」と,一般的・中立的なものに留めている.その負担の内容を具体的に精査したときはじめて,その圧力の不条理さが表面化するようになっている.「圧力をかけている」を「名誉毀損」と感じるひとは,その圧力をかけることが不名誉なこと,よくないことは自覚 [でなくて認識だね,圧力はかけていない仮定になってるから] できているわけだ.だから希望があるのだ.) よくないことだと認識できているなら,止めればいい.いや,やっていないという仮定だった…….(今後圧力をかけ) はじめなければいい.「自分たちはセンター試験をぎりぎりの体制で運営しているわけじゃない.試験監督不適格者ばかりの専門職大学院なんかにやらせてたまるか! いや,失礼,ありがたいけれどやってくれなくて結構! [せっかくの試験監督料をがっぽり (?) もらえる機会をひとにやりたくないしね]」と声だかに全学で主張するといい.

【2007/03/22 22:44 】
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