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大学入試センター試験の監督をやれって?

おどろいた.教育担当理事がいまだに大学入試センター試験の全学実施体制を検討すると言っているのだ.学内各センターの教員および (GSM などの) 専門職大学院教員をふくめた全学実施体制を検討するという.あのね,学部入試のためのセンター試験は学部学生を相手にするところ同士が協力して,自分たちで責任もってやるのが筋でしょう.試験監督人員が不足しているわけでもないのに,なに妄言を吐いているのやら.学部生を相手にするような学内センターはふくめてもいいかもしれないが,大学院生しかいない GSM をふくめるのはまちがいというものだ.

学部生の存在しない GSM には学部試験実施にかかわる義務はおろか,権利もないというのは当たり前.だからこそボクは学生が来なくて定員割れで潰れるリスクを知りつつも GSM に移ったのだ.(その点,「専門職大学院」といってもロースクールは潰れる可能性が低くて気楽なものだろうが.) リスクを冒そうともしない連中に都合いいこと言われてもなあ.でも GSM は悲しいかな少数派だ.筋の通らないことをほかの学部が多数決の論理で押し付けようとしてくるならば,ひじょうに問題である.

念のため大学院のみの大学をいくつか調べてみた.今年のセンター試験会場一覧を見るに,以下の大学院大学のいずれも会場にはなっていない.あたりまえだ.センター試験 (ロースクールのやつを除けば) は学部入試なのだから:

  • 総合研究大学院大学 神奈川県ほか
  • 政策研究大学院大学 東京
  • 北陸先端科学技術大学院大学 石川県
  • 奈良先端科学技術大学院大学 奈良県

そもそも教育担当理事の出身母体である学部は,

  • 土地や教室や助手をすべてキープした上で「助手分」と言って予算を奪ったり,
  • GSM 教員がその学部の授業を担当しても助手を使わせなかったり,
  • よそへ移った教員にたいする慣例を無視して試験監督を要求して来たり (これは GSM も受け入れたけど),
  • GSM の充実のためについた予算を全額パクろうとしたり (これは学長の仲裁で半々になった),
  • GSM 教員の留学を邪魔したり,

などなど,とにかく (少なくともわれわれから見れば) やりたい放題の不良学部だ.(その一方で GSM は授業を担当してくれるその学部教員にまともな待遇を与えることができない問題もあった.) たぶん今回も理事にすごく圧力をかけているんじゃないかな.(ちなみに理事自身はひじょうに尊敬する人物だが,それはここでは脇に置こう.感情に惑わされたら正義が見えなくなるから.) たしかに自分自身がふつうの学部にいたら,GSM の連中を見て「あいつらはなぜ監督しなくていいのだ」と思わないこともないかもしれない.だが,そういう羨みが正統なものではないことくらい自分にも分かる.みんなも分かった方がいいと思うよ.

追記 (2/28/2007). 似たことは GSM 発足当時,教養科目の担当について問題になった.平成香川大学は原則として全教員が教養科目を (数年に一度は) 担当することになっている.(センター試験とちがい純粋に学内問題であるため) 大学院所属教員にもそれが当てはまるのかどうかはっきりしないのだが,GSM の大部分の教員は教養科目を担当することに反対だった.一方,ボク自身は反対ではなかった.(せっかくある人的リソースを教養科目に提供するのは学生のためにもなるからだ.教員はなかなか代替がきかないリソースというところがミソだ.もちろん学生アルバイトでもできる試験監督にはこの議論は当てはまらない.ほかにもわれわれ自身にもメリットがないこともないと思うが,実証的には確認できていない.) つまりボクは「全学に協力しよう」と主張した,GSM には数少ない理解者である.GSM側にそういう少数の理解者がいたためか,単に全学が数で押し切ったためかは分からないが,われわれ GSM 教員も教養科目を教えることになった.しかし今回の件では,当時理解者であったそのボクさえも,他学部の裏切りに愛想がつきてしまった.教養科目を (報酬ゼロで) 担当しつづけるべきだとは,もはや GSM 内で主張できなくなってしまった.

追記 (3/15/07). そしてついに来年度 GSM の講義を担当してくれる本大学学部教員はゼロになってしまった! 経営系の教員にとって GSM の学生を教えるほうが経済学部生を教えるより面白いはずだから,これは学生の責任ではないだろう.(……と書いて,そういえば学生の遅刻がかなり酷かったことを思い出した.学生にも多少は問題があったかもしれない.) ひとえにわれわれ GSM 教員の至らなさの問題である.謝金ももらえず,時間割の希望も完全に無視され,しかも自分の所属学部にもなんの評価もされない状況では,いくら続けてくれと言っても無理というものだろう.(じっさいは「続けてくれ」なんて頼めばマシなほうで,「やらせてやってる」的態度と言ったほうが現状に近いかもしれない.そういう殿様商売じゃ,いずれそっぽ向かれるってのは,マネジメントをやっているひとたちにとって常識ではないらしい.) こうなってしまったのは残念だが,これまで協力してくれた教員たちには感謝したい.

【2007/02/27 05:34 】
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