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野口悠紀雄よりも先を行くクラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングの実例として,野口悠紀雄が Gmail の下書き機能をフル活用した画期的な情報整理術に気づいたようだ.一昔前までボクがよくやっていたやり方だ.これだけでも USB フラッシュメモリを使う場面が激減するなどの効果はあった.(せっかく自分で設けた暗号化領域も使う機会が減ってしまった.)

ただしこれをやると,失敗して「下書き」を削除する可能性が高まるので注意が必要だ.じっさいボクはその経験を二度くらいしたことがある.どうして消してしまったのかは,はっきり思い出せない.gmail でメッセージを作成するとき,(ほかのメールを参照しやすいように) メール作成用の小さな別窓を開くことが原因かもしれない.ときどき同じ作成中メールを複数窓で開いてしまうので,要らない窓を消すために「破棄」ボタンを押すのだ.それであとで残った別窓を閉じるときに保存し忘れたのかもしれない.

しかしボクが下書き機能を利用することが少なくなった主な理由は,Google ドキュメントとか Google サイトなどの,べつのクラウドコンピューティングを実践しているからだ.(野口はどうも Google ドキュメントの愛用者ではない感じだ.「[Gmail] アドレスを共有することによって、本の共同執筆などの共同作業のプラットフォームとして使うこともできるだろう」とか書いているので.どうでもいいが,G ドキュメントと G サイトの棲み分けはむずかしい.どちらも pdf ファイルをふくむ文書ファイルを保存しておけるし.)

たとえば (うちの大学サイトでは学外からのアクセスでは注文できないため),研究費で本を注文するためは,「注文予定と注文済み」という文書を G docs に用意しておき,大学に行ったときにそれを参照する.そういう作業があるのを忘れないように,個人用ホームサイトの iGoogle の「付箋」には,「次に大学に行ったときにやるべきことリスト」が常に載っている.あるいは年度末には,予算をうまく使い切るための戦略を練るのに G docs の表計算文書 (スプレッドシート) を使う.こういうのは家でも大学でもすぐ参照できないと意味がないのはあきらかだろう.自分の大学では全文 pdf を入手できない欲しい論文一覧を文書にまとめておいて,他大学に遊びに行ったときにそれを参照するという使い方もできるだろう.G sites のほうは,共同研究者とファイルの受け渡しなどに使っている.

ついでなのでGoogle ドキュメントについて改善してもらいたいと思っていることを列挙しておこう.

  • 文書,プレゼンテーション,スプレッドシートで仕様がばらばら.そのちがいが分かりにくい.たしか制限ページへの閲覧権を得るために,スプレッドシートならグーグルアカウントが要らないが,文書なら要ったのでは.アカウントのないひとにも一様にアクセス権を与えられると助かる.
  • 「文書」のほかに純粋なエディタというか「テキスト書類」もあったらいい.ほかの文書からコピーしたのをペーストするたびに,いちいち「書式をクリア」するのもアホらしい.
  • エディタとしての機能を充実できないか.プログラミング環境他いくつかの専用モードを用意できないか.必要なコマンドがすぐに選択できるように.

    • html エディタくらいあってもいいんでは.(ちなみにこの文書は mi というエディタのカスタマイズされた html モードで書いている.)
    • LaTeX や TeX エディタと実行環境があればかなり使える.TeX のインストールはけっこう面倒だから.
    • 各種プログラミング言語のエディタとか,実行環境ができないか.(無理だろうなあ.) たとえば教育用に Ruby でもちょっと使いたいと思っても,(Mac とちがい) Windows には Ruby がプリインストールされていない.学生にはインストールからはじめてもらうことになり,大変だ.
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【2008/11/08 05:12 】
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