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LaTeX の定理環境の拡張

LaTeX での論文作成において,theorem-like environment は定理や命題などを表現するのに便利だ.ただし英語のばあい,通常は中身がイタリック体になってしまう.特に強調するわけでもない Remark や Example をイタリック体で表記されてもうれしくない.

このようなときは Frank Mittelbach の theorem package を利用するとよい.LaTeX が使える環境なら利用できるはずだ.たとえばプリアンブルで以下のように宣言すれば,Definition, Example, Remark の中身の書体が本文と同じになる一方で,Theorem などの書体は通常の定理環境のものになる.(Theorem, Proposition, Corollary, Lemma に同系列の番号が振られるというのは指摘するまでもないだろう.)

% Frank Mittelbach's theorem package
\usepackage{theorem}

\newtheorem{thm}{Theorem}
\newtheorem{prop}[thm]{Proposition}
\newtheorem{cor}[thm]{Corollary}
\newtheorem{lemma}[thm]{Lemma}
\newtheorem{claim}{Claim}

{\theorembodyfont{\normalfont}
\newtheorem{definition}{Definition}
\newtheorem{example}{Example}
\newtheorem{remark}{Remark}
}

theorem パッケージの説明は (システムのどこかにあるはずの Mittelbach のオリジナル解説以外に)『好き好き LaTeX2e 初級編』にある.(上記のように Theorem と Definition といった環境ごとに書体を変えられる点の説明は不十分だが.)

問題点

  • たとえばリマークの中身が数パラグラフに渡るときは,どこまでがリマークかマークをつけないと分かりにくいかも.
  • 定理ラベルの追加的説明のなかで \cite の類いを以下のようにオプション付きで使うとエラーになるようだ: \begin{prop}[{\citet[page~123]{arrow63}}].\protect を入れても解決できなかった.ま,定理名の部分に文献のページまで入れるのはやりすぎということだろうな.

リマーク.theorem パッケージを利用する以前は,以下のような環境定義をもちいていた.参考まで.

\newcounter{remark}
\newenvironment{remark}{\refstepcounter{remark}\bigskip%
\textbf{Remark~\arabic{remark}}.}{\enspace$\|$\bigskip}

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【2007/07/26 22:45 】
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