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豊稔池ゆる抜きと Handbook of SCW 2: 遅れていることと済んだこと

7月上旬になかったら7月中旬にあるもの.7月中旬になかったら7月下旬にあるはずのもの.7月下旬になかったら8月上旬にはあるべきもの.それは豊稔池ダムのゆる抜き (放水) である.このダムは日本で唯一といわれる石積みのマルティプルアーチダムである.この構造はあまり工費がかからず,しかも工事の作業の多くを主な受益者である地元の農民が担ったらしい (四国新聞の記事).ムダが多いとされるダムのなかにあって,費用よりも便益が大きい事例であるにちがいない.

ボクとしては,とにかくアーチを5連持つその姿がかっこよさそうで以前から見たいと思っていた.ゆる抜きが7月にあると聞いていたので,そのときに見に行くつもりだった.ところが待ち続けてもう8月.もうゆる抜きは済んだんだろうか.それとも今年は香川が深刻な水不足だから,上水道用水に回すときに備えて,農業用水に回すことをためらっているんだろうか.ゆる抜きを転機に研究に没頭---という計画が狂って困る.この土地の風土に合ってていいじゃないかと思ってた計画なんだが.

待たされていることと言えば,Handbook of Social Choice and Welfare, Volume 2 という高価なサーベイ集のことがある.出版予定がまた延期されたのだ.今日サイトを見たところ Publication Date: 1 January 2006 となっていた.ほんのちょっと前は July 2005 だった気がするのだが.たしか去年の夏に学会で聞いた噂によれば,その時点でほとんどの章はできているということだった.その学会より少し前の時点ではたしか2004年出版となっていたはずだ.この調子じゃ,出版されたときには 4年くらい時代遅れになってるんじゃなかろうか.そんなわけで大幅なディスカウントを期待したいんだが,無理だろうなあ.できれば各章を pdf ファイルあたりで入手できるようにお願いしたいんだが.こちらは出版時すぐには無理だろうけど,サーベイの価値がさらに下がる数年後には実現するんじゃないだろうか (リマーク参照).Handbook series 全体でひとつの電子ジャーナルのようにみなして各大学図書館に契約してもらうなどの手はあるだろう.エディターのみなさんどうかよろしく---と日本語で書いてもあまり意味がないかな.

リマーク (8/11/05 追加): コメントで気づいたが,すでにこの4月から ScienceDirect で Economics その他のハンドブックの電子版が提供されているようだ.平凡助教授が思いつくような商売は,有能な業界人がすでにとっくの昔に実現しているということか.(ま,べつに今思いついたわけではないが.) 残念ながらうちの大学のアカウントでは Handbooks はどれも白マーク (non-subscribed) になっており,要約しか読めない.年度が変わった 4月から提供ということだから,国内の大学で全文読めるところはまだほとんどないのではなかろうか.「うちの大学にはある」という情報があればここにコメントすれば面白い現象が起こるだろう.その情報が載った翌日には,このブログの読者である世界中の学者がその大学の図書館に押し寄せ,せっせと必要チャプターをダウンロードしていることだろう.いや,それは冗談だけど……まだわが大学の電子ジャーナル購読がしょぼかった時代,よその大学に行ってせっせとジャーナル記事のダウンロードに励んでいた同僚がいるというのは冗談ではない.

ここ数年 Science Direct の購読継続自体が危ぶまれて来たというのに,学長選挙でそのことに触れる候補者はいなかったように思う.電子ジャーナルは予算に余裕があったときに購読する贅沢品のような扱いを毎年のように受けている.この種の最小限の研究基盤を整えることの優先順位がこんなに低い大学にいることには不安がある.この種の基盤を整えることにもっと熱心で裕福な大学に,電子図書館アクセス権でも譲ってもらいたいものだ.「べつに採用してくれなくていいから,アクセス権売ってくれ!」 どっかの大学の研究生にでもなろうかな.リマーク終わり◆

いろいろ遅れていることがある一方で,済んだこともある.以前「夏だ! そろそろ更新頻度を落とすぞ」という記事に列挙した,片付けたかった仕事のその後の進捗状況を見てみよう:

  • 「大学サーバーに置いてある個人サイトの粛正をしなければならない」 粛正は6月ちゅうにほぼ終了.
  • 「溜まった雑誌を処理しなければならない」追いついた.雑誌というのは学術ジャーナルではない.学術ジャーナルについては,目次が届いてから一週間以内に目を通してどの記事をダウンロードするかを決めている.(記事自体を読むわけではないが.)
  • 「読みたいビジネス書とか教育書その他いろんな分野の本も溜まっている」 ビジネス書については少し読んだ.他にも読みたいものが山積み.
  • 「現在進行中の研究とあんまり関係ないペーパーも少しは読んでおきたい」 たとえば Algorithmic Mechanism Design にかんするものなどを読んだ.難しかったが,やろうとしていることは分かった.
  • 「春休みに届いた iBook G4 (ノートブックパソコン) とか iSight (ビデオカメラ) とかシュレッダーを早く箱から出さねば」 済み.新しいパソコンのインストールは時間がかかると読んでいたが,Mac OS X Tiger の移行アシスタントでひじょうに簡単にできた.他にハードディスクの一部を暗号化したり,これまでディスクイメージで使っていた辞書をすべてハードディスクにコピーして使うようにしたり,ペン式マウスも使ったみたり.
  • 「古いパソコンのデータ消去とか写真の整理は無理だろうな」 写真の整理はやはり無理.古いパソコンのひとつは完全にデータを消去した.もうひとつは壊れているので分解してハードディスクを壊そうかと思ってる.
  • 「ついでにルーツ探しに国後島出身香川県詫間育ちの祖母の郷里を訪ねる計画も無理っぽい,クナシリはもちろん詫間の方も---ルーツが分かったら未来が開けるような気もなんとなくするんだが.古い書類の pdf 化なんてことはほとんど考えていない.」 無理.でも曾祖母は釧路に住んでいたとか,3, 4 代前の先祖にロシア人 (昔のひとは北海道にはアイヌ人とロシア人しか住んでいないと思っていたとか,そんなところか?) がいたといった話も出て来た.そのロシア人,ロシア革命を嫌っていまの北方領土に亡命したとかいう話なら面白いんだが,そんな奴いないだろうなあ.どこまで本当だろうか.
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【2005/08/04 18:36 】
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